【パンの街つくば】つくばセンター広場で、パンとコーヒーを楽しむ「第3回つくばパンまつり」をレポート
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2023.06.21
【パンの街つくば】つくばセンター広場で、パンとコーヒーを楽しむ「第3回つくばパンまつり」をレポート
「パンの街つくば」を象徴するイベントとして、多くの人に親しまれているイベント、「第3回つくばパンまつり」が2023年5月27日(土)〜28日(日)つくばセンター広場で開催されました。 今回は、このイベントの模様を主催者の想いとともにお届けします。

 

「つくばパンまつり」とは?

「つくばパンまつり」は、今年で3回目となる「パンの街つくば」を象徴するイベント。

つくばでパンとコーヒーを楽しむというコンセプトのもと、会場には例年、つくば市内外から、大勢のパン好きが集まります。

初回の開催時には開始から1時間弱でほぼすべての店舗のパンが売り切れてしまうというハプニングもあったという程、大人気のイベントです。

「つくばパンまつり」の会場、つくばセンター広場とペデストリアンデッキにテントが並ぶ様子。
2Fエリアはパン屋さんやキッチンカー、1Fエリアはつくば市を代表するコーヒー屋さんやつくばエリアならではのご当地フードの販売店が並びます。

つくば駅や近隣の商業施設などを結ぶペデストリアンデッキは、イベントに訪れたお客さんでいっぱい!
ベンチでは早速購入したパンを片手に休憩する人も。

イベントの様子

イベントは11:00スタート。
筆者が取材を開始した12:30頃には、どのお店の前にも長い列ができており、中にはすでに販売がほぼ終了しているお店も!
つくば市周辺から出店している店舗さんの中には、「イベント終了の時間まで多くの人にパンを届けたい」と、店舗とイベントを何往復もしながら商品を補充しているお店も多いとのこと。

新!つくばのパン屋さん特集でも取り上げさせてもらったブーランジュリーアンアミーさん
フレンチトーストやワッフルなど甘いパンから、明太パリパリチーズといったお昼ごはんにピッタリのパンまでバリエーションが豊富!
オープンから1時間半ほどしか経っていないのに、スタッフさんの後ろには売れてしまって空になったカゴがたくさん。

すでに多くのパンが売れてしまったという、カタミベーカリーさん
マーガリン、ショートニング不使用で、毎日食べても飽きのこない、日常に寄り添うようなパンが特長で、中でも食パンが人気とのことです。
過去取材記事はこちら

つくば駅トナリエクレオや、研究学園のイーアスでお買い物をする方にはおなじみのベーカリー&カフェ ブルーノさん
こちらのテントにも長蛇の列が!

つくば市外のベーカリーも参加!

新しいベーカリーとの出会いも「つくばパンまつり」の魅力の一つ。
つくば市外近隣の街から県外まで、様々なベーカリーが参加していました。

ブーランジェリーアンソレイユさんは阿見町で創業85年を迎える老舗のパン屋さん。
お店では、バターや粉にこだわった食パンや、なつかしい惣菜パン、焼き菓子、シフォンケーキなど毎日50種類もの商品を揃えているのだそう。

ベーカリーミーモさんは、牛久市にあるつくば栄養医療調理製菓専門学校の生徒さんが実際にパンの製造や販売等の現場研修を学ぶことを目的として作られた店舗。
手作りパンはもちろん、焼き菓子やコンフィチュールの販売も。

シエルヴァンメールさん
こちらは、埼玉県さいたま市から参加しているベーカリー!低温長時間発酵のバゲットやクロワッサンが人気のお店。
会場ではおすすめのバタールが多くのお客さんに購入されていました。

売り切れ必至の「つくばパンまつりセット」

オリジナルデザインのエコバッグに入った「つくばパンまつりセット」

多くの人気店が集まる「つくばパンまつり」ならではの企画がこの「つくばパンまつりセット」。

このセットは、オリジナルデザインのエコバックの中に、出店者から提供された1袋500円相当のパンがランダムに3袋分封入されており、特設サイトから事前購入することができます。
(※現在は販売終了)

2023年はイベント開催1か月前から各日100セット限定で販売され、イベント1週間前には完売するという人気ぶり!

気になるパンのお買い物以外にも、楽しみはたくさん!

つくば市は、パンはもちろんコーヒー屋さんも多いことで知られています。
パンとコーヒーを一緒に楽しめる空間にしたい!という主催者の想いから、つくばセンター広場のテントには、「コーヒーファクトリー」をはじめとしたつくば市発のコーヒー店によるドリンク販売とともに、つくば市のご当地フードのブースが並びます。

お昼時は、ドリンクのブースも多くの賑わい!広場の階段はパンとコーヒーでピクニックを楽しむ家族連れでいっぱいになっていました。

つくばの名産品、筑波ハムさんでは作りたてのホットドッグや、購入したパンと一緒に朝ごはんを楽しむことができるお持ち帰り用の「モーニングパック」を販売。

つくば学園の森燻製手造り工房 薔薇乃ベーコン(つくば手作りハム)さんの「つくバーガー」も行列ができるほどの人気ぶり!

こどもも楽しめる体験型ブースも

2023年は、JAXAや森林総合研究所などつくば市内の研究施設や企業がイベントに参加し、こどもが遊んで学べるワークショップや体験ができるブースが新設されました。

JAXAのブースでは、先進レーダ衛星「だいち4号」についてセミナー形式で学ぶことができます。
また、 ARを利用した実寸大の「だいち4号」と記念撮影ができるコーナーも。

高エネルギー加速器研究機構のブースでは、動画を視聴して、会場内に点在する「素粒子キャラクター」のパネルを探す宝探しゲームを実施。

森林総合研究所は、世界各国の木材の特徴を実際に電子顕微鏡を使用しながら学ぶことができるブース。

株式会社ワカバハウスでは、建築資材の無垢版とタイルで、コースターや箱庭を作るワークショップを実施。

つくばラジコンパークのブースでは、ノバホール前にラジコンの特設コースを用意。
5分間ラジコンをレンタルして操縦を楽しむことができます。

 

つくばパンまつりについてインタビュー

つくばパンまつり実行委員長 長塚さん
つくばパンまつり実行委員長 長塚さん
つくばパンまつり実行委員長 長塚さん

2019年からスタートした「つくばパンまつり」の立ち上げから携わり、実行委員長を務める。
つくばの地域情報誌「つくまる」編集長。

「つくばパンまつり」スタートのきっかけ

まだ新型コロナが流行する前につくばセンター広場で別のイベントを実施した際、
「つくばはパンの街としてPRしているが、なんでパンのイベントがないんだろう。」
「ほかの街でも、パンのイベントはたくさん開催されているから、つくばでもやってほしい。」
という要望をお客さんから複数いただきました。

そこで私自身、「つくまる」という情報誌を発行しており、取材を通してつくばの様々なお店と親しくさせていただいたこともあり、いろんなパン屋さんにお声がけをして「やってみよう!」と話が盛り上がり開催したのが始まりです。

初回のイベントでは、出店するパン屋さんの知り合いのパン屋さんにも声をかけていただき、つくば市外のパン屋さんにも参加いただき、なんとか出店数を確保して実施ができました。

初回から第3回まででの変化は?

2019年5月に初回のイベントを実施して、翌年の2020年5月にも開催を検討していたものの、直前で新型コロナが流行してしまい、延期に延期をしてやっと2022年10月に第2回目が実施できました。
初回の盛り上がりからの期待感もあり、第2回も多くのお客さんが来てくださいました。

第3回の今回は5月に開催期間を戻すということもあり、前回の開催から半年しか経っていない状況での開催だったので、集客はどうかな・・・?と思っていたのですが、今回も多くの方に来ていただけて、「パンが好き」というつくばの人達のニーズは変わらないことが分かりとても安心しました。

回を重ねるごとにつくば市外のパン屋さんの出店数も増えてきて、今ではつくば市内・市外で半々の出店数となっており、より多くの様々な特色のあるパンが楽しめるようになった部分は大きな変化だと思います。

 

この記事を書いた人
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おみちゃん
つくば市在住の主婦。美味しいもの、素敵なお店探しが好き。

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