【パンの街つくば】地域の人に愛されるパン屋さん特集
  • つくば特集
2023.03.07
【パンの街つくば】地域の人に愛されるパン屋さん特集
研究学園都市として知られるつくば市は、市内でパン屋さんを集めたイベントを開催するなど「パンの街」としても有名。 国内のみならず海外の研究者や大学関係者も多く在住することから、つくば市の成長とともに彼らの舌を満足させる本格的で美味しいパン屋さんがいくつも生まれました。 また茨城は小麦果物、野菜といった新鮮な農産物が手に入りやすい環境により、お店も独自の進化やオリジナリティを発展させています。 今回はそんな「パンの街つくば」のおすすめベーカリーの一部を紹介します。

 

Kubus(クーブス/千現)

つくば駅から学園東大通りを土浦方面に向かって走り、珍来が見えてくる交差点を曲がった先、けやき公園の隣にあるKubusさん。地域に根付く小さなパン屋さんとして、「何を選んでも美味しい!」をモットーに1日40〜50種類のパンをお出ししているとのこと。

お店で人気の商品は、バターロール(5個入り)、食パン(1.5斤)、シナモンロール、クロワッサン、スコーン(2Peaceセット)などさまざま。その中でも、編集チームで好評だったのはクロワッサン。重なり合う1枚1枚の生地の薄さ食感、バターの香りが絶品です。

そのほかにも、平日限定のショコラバゲット、週末限定のジャーマントースト(トースト専用ブレッド)など、曜日限定の商品もおすすめです。

土日祝日は時間帯によって混雑する上、品薄になりやすいので、平日のご来店がオススメです。

車での来店の際は、お店前の道路向かいの駐車スペースへ。(3台まで)

店内は、ショーケースに様々なパンがずらり。

人気商品のシナモンロールは、しっかりとした甘みとシナモンの香りに、生地のしっとりと柔らかい食感のバランスの良さで、女性でもぺろっと1つ食べ切れてしまう美味しさ。

人気の食パンはちょうど取材中に焼き上がったところ。

人気商品のクロワッサン。クロワッサンの他にもデニッシュ生地を使用した気になるパンが沢山。何度も足を運びたくなりますね。

 

Boulangerie une Amie(ブーランジュリーアンアミー/学園の森)

ブーランジュリー アン アミーさんは、筑波大学附属病院近く、つくばハム直売所「つくば陣屋」がある 学園の森のMeToco(ミートコ)の一角にあります。

地域に根ざしたお店でありたいとの思いから地産地消を心がけ、近隣の農家へ直接旬の食材を買いに行くなど、茨城・つくばの食材を使用したパンづくりを行っています。更に、近くに筑波大学があることから学生へは割引サービスも実施しています。

MeToco敷地内には、つくばハムの他にも煎餅屋さんや花屋さん、佃煮屋さんなど気になるお店が並んでいる他、近くにはつくばブルワリーの量り売り専門店PEBBLES GLOWLERもあるので、近隣のお店巡りがてら、テラスのイートインで美味しいパンと購入者は無料のホットコーヒーで一息休憩するなど、気軽に立ち寄るのにピッタリのスポットです。

エントランス横にはMeToco(ミートコ)を見渡せる広いテラスが設置されており、商品購入者は、フリーのホットコーヒーを飲みながら休憩できます。

混雑していてもパンをじっくり選べるように店内は通路も広く取られています。
棚に並ぶパンの種類も豊富!

定番人気のシナモンロールは、子どもも食べやすい、少し小ぶりで食べやすい甘さ。
オンラインで全国発送しているそう。
https://www.boulangerie-une-amie.com/order

同じく人気商品のバゲット。

筑波大生が多く訪れることもあり、地域の素材を利用したボリュームのあるお惣菜パンも多く揃っています。

 

boulangerie encuit(ブーランジュリー アンキュイ/稲荷前)

つくば駅から学園西大通りを土浦方面に向かい茗渓学園近くにある、ガソリンスタンドのようなシルエットのベーカリー、boulangerie encuitさん。

お店のこだわり・・・うちはとにかく真面目にやってるだけだから!と笑いながら答えていただいたこちらのお店最大の魅力は、いつ来ても焼きたてのパンがバリエーション豊かに揃っていること。
いつ来ても焼き立てパンが手に取れるよう、一日に少数を数回に分けて焼いているのだそう。実際に、今回店内が一度落ち着く14時過ぎ頃に取材に伺った際も、棚に並べられたパンのトレーが次々と新しいものに入れ替えられていました。

お店は、11:30〜13:00ぐらいがピークタイムなので、14:00〜16:00ぐらいを狙って来店すると、混雑を避けてじっくり焼き立てパンを選ぶことができますよ!

ガソリンスタンドの敷地だったからか、店舗前の駐車スペースは広々。
コロナの影響もあり一度に入店できる人数が限られています。

若いファミリーや子どもを連れたお母さんの来店が多いこともあり、クロックムッシュや、タルティーヌなど、それだけで主食になるお惣菜パンも豊富。

14時過ぎの来店にも関わらず、たくさんの種類の焼き立てパンが並んでいました。
学校帰りや子どものお迎え途中など、遅めの時間に寄っても、食べたい種類をいろいろ選べるのがいいですね!

ちょっとした差し入れやギフト用の焼き菓子も豊富に揃っています。

 

Boulangerie nico(ブーランジュリー ニコ/松代)

松代公園にほど近い位置にあるBoulangerie nicoさん。近隣には、幼稚園・児童館・小学校が並んでいることもあり、地域のファミリーに親しまれているパン屋さんです。

お店のおすすめは、食パンやフランスパン。
長時間発酵をとることで、口に入れたときに広がる風味の良さを大切にしているそうで、特に、フランスパンはフランス産小麦とフランス産の塩(ゲランド)を使用した本格的な味わいです。

instagramなどを見て遠方から車で来店する方も少なくないとのことで、11:00-12:30がピークタイム、土日は早めに売り切れてしまうこともあるそう。

松代公園沿い、大きなロゴが入った壁面が目印。
11:00〜12:30がピークタイムだそう。

人気の動物を形どったパンたち。
くまさんやうさぎさんの他にもブタさんのおやこパンなど動物の種類も豊富。
中にはチョコやカスタードのクリームが入っています。

人気の動物パンは、子どもが手に取りやすいようにと棚の下段に並んでいます。

編集チームおすすめは写真右の「ニクキュウパン」。
パンの具に肉まんの具が入っており、焼いたパンのかおりと柔らかい食感で肉まんとは違った味わいが魅力の惣菜パンです。

フルーツの乗ったデニッシュや、ウィンナーやチーズポテトといった惣菜パンなど子どもが喜ぶ商品が多く並んでいます。

 

Le Pain Gris*Gris(ル・パン・グリグリ/桜)

Le Pain Gris*Grisさんは、筑波大学近くで、お店も多いことから筑波大生が多く住むテクノパーク桜エリアにあります。
店名の「グリグリ」という可愛い響きの単語は、お守りやチャームという意味。

沢山の人に来てもらいたいという想いから、季節ごと、曜日ごとに様々なパンを作っているのだそう。中でも人気はイタリア産のピスタチオペーストを使用したピスターシュやクロワッサン。

現在、店内のイートインスペースはコロナのため閉鎖していますが、ドリンクのテイクアウトは可能なので、暖かくなるこれから季節、反町の森公園へのお花見ピクニックなどの際にはぜひ立ち寄りたいところ。

ターコイズの外壁が目印。
店内にはもともとイートインスペースがありましたが、現在はコロナの影響でCLOSEしているそう。

水色で統一された可愛らしい店内。
タイル張りのカウンターの上には、見た目にも美しいキラキラとしたパンたちが並びます。

編集チームがおすすめしたいのが写真右下のコルネ。
チョコとキャラメルクリームのコロネがくっついた形が特徴的なのですが、一番の驚きは、その食感。
雲のようなしっとり柔らかい食感の生地と、シャリっとした食感がアクセントの意外性のあるクリームが楽しいパンとなっています。

ドーナッツやデニッシュ、クロワッサンなど、見た目が彩り鮮やかな商品が並んでいて、選ぶのも楽しい!
クロワッサンは、お店の人気商品の一つなのだそう。

 

季節の酵母パン punch(パンチ/要)

季節の酵母パン punchさんは、つくば駅から学園西大通りを筑波山方面に進み、筑波記念病院の先2-300mのところにある、天然酵母を使用したもっちりとしたハード系のパンが並ぶお店です。
その季節にこの場所だからこそ焼けるパンを作りたいとの想いから小麦は国産のもののみで、茨城県産のものも3、4種類ほどを使用、庭で採れるブルーベリーや梅、ゆず、柿、ミントなどから酵母菌をおこしているのだそう。
早いと昼過ぎになくなってしまうこともあるそうで、午前中の来店がおすすめ。
取材当日も、オープン15分前にはもうお店の前に焼き立てパンを楽しみにするお客さんが列を作っていました。
電話にて取り置きも可能とのことなので、遠方にお住まいの方や売り切れが心配な方は、毎週更新されているSNSで気になるパンをチェックして、問い合わせてみてもいいかも知れません。

punchさんの軒先では、月曜のみCafe Banraikenさんのコーヒーが楽しめるそう。
香り高い淹れたてのコーヒーが、お店の待ち時間や、お店からの帰り道をちょっと贅沢なひとときにアップデートしてくれますよ。

お店と駐車場の入り口は、白いのぼりが目印です。

入り口には、本日のおすすめパンの紹介。
この日のおすすめは、季節のりんごとキャラメルのパン、干し芋とカシューナッツのパン、春を感じるいちご酵母パンの3種。

店内には天然酵母を使用したハード系のパンから、食パン、ウィンナーの入った惣菜パンなどが並びます。

ミネラルや食物繊維が豊富に含まれている、小麦ふすまを使用したふすまパンも。
なかでもメロンパンが人気だそう。

 

sopo bagel(ソポ ベーグル/吉瀬)

sopo bagelはつくばを拠点にスタートしたベーグル専門店。土浦とつくばの境目、吉瀬エリアの豊かな自然の中に佇むお店です。

外は香ばしく、中身はもちっと、そしてギュッと詰まったベーグルは、ドライフルーツやジャム、クリームチーズを使用したスイーツ系から、食事系のベーグルサンドまで様々な種類が揃っています。

その中でも、人気NO.1なのがチョコ&ナッツ。ナッツの歯ごたえがプラスされて食べごたえ十分です。
トーストで加熱して、練り込まれたチョコがとけて、皮はカリカリの状態でいただくのがおすすめ!

お店は薪ストーブやさんと人気隠れ家レストランのととやさんの間にあります。

店内にはベーグルとベーグルサンドのショーケースが並んでいます。

ほうじ茶あんこクリームやハーブソーセージなど気になるフレーバーのベーグルがたくさん。

ベーグルサンドは、定番の卵やスモークサーモン以外に、クリームがたっぷり挟まったフルーツサンドも!

 

くすもとベーカリー(小野崎)

くすもとベーカリーさんは、水曜と土曜、2日間のみOPENの隠れ家的なパン屋さん。その理由は、家庭の暮らしとパン作りを無理なく長く続けられるようにという想いから。

国産の手に届く食材、とくに茨城・つくばで採れるものを中心に使用。お惣菜もなるべく手作りで無添加、乳製品はよつ葉乳業のものを使用するなど、誰もが安心して口にできることをこだわって作っているそう。

取材をした土曜日は、散歩の道すがらに立ち寄った子供連れのファミリーや車で足を運んだ老夫婦が、軒下で軽い談笑をしながら和やかな雰囲気でお店のOPENを待っていました。

卵・乳製品を使用していない食パンや、食事パンは売り切れるのが早いので、開店後1〜2時間以内で来店するのがおすすめ。事前予約や当日8:00以降に電話にて取り置きをするなども可能です。
※水曜日は、食事パンは11:00頃の焼き上がりのため来店時間にご注意ください。

小野崎の田んぼに囲まれたエリアに佇むくすもとベーカリーさん。
お店からはつくば駅前ビル越しの筑波山がみえます。

レジカウンター前には、天然酵母を使用した沢山の種類のパンがならびます。
編集チームが伺った際は、ちょうど惣菜パンの焼成中。店内はパンとお惣菜のいい香りに包まれていました。

サクサク軽いクッキーとしっとりふわふわの生地の相性が抜群のメロンパンはくすもとベーカリーのなかでも人気の商品。

壁側には食パンや丸パンなどの食卓パンが並びます。

月に1〜2回、坂東にあるくらもち農園さんの新鮮な野菜の販売も行われているとのこと。
軒下に並ぶ立派な野菜と手頃な価格に編集チームも並んでいるお客さんも「これは買いですよね!」と真剣な眼差しに。
野菜販売の日時については、店頭またはOPEN日の前日にUPされるinstagramにて告知されるそうなので足を運ぶ際にはぜひチェックしてみてください。

 

この記事を書いた人
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おみちゃん
つくば市在住の主婦。美味しいもの、素敵なお店探しが好き。

この記事を書いた人
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浅野 南 (あさのみなみ)
つくば市移住歴約1年半の新米ライター。
つくばエリアが「知らない街」から「だいすきな街」に塗り替わっていくのを楽しみながら執筆しています。

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