「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は茨城県笠間市で毎年ゴールデンウィークに開催される人気イベント。
笠間芸術の森公園内の野外イベント広場に200を超えるブースが立ち並び、数多くの陶芸作家と作品が集う関東でも有数の陶器市です。
「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は茨城県笠間市で毎年ゴールデンウィークに開催される人気イベント。
笠間芸術の森公園内の野外イベント広場に200を超えるブースが立ち並び、数多くの陶芸作家と作品が集う関東でも有数の陶器市です。
取材当日は爽やかな風のふく晴天。
オープン9:00すぎの入場にも関わらず、子供連れからお年寄り、はたまたワンちゃんまで、すでにたくさんの人で賑わっていました。
こちらはエントランスで配布される陶炎祭探検MAP。
お目当てのテントがひと目で見つけられるように、テントの配置とともに作家名や販売している食べ物等細かく記入されて使いやすくデザインされています。
笠間の陶炎祭の参加者には、国内のギャラリーで個展を開催するような人気の作家さんも多く出店しており、ブースによっては、出品している作品が全て売り切れることも。
事前にSNS等で気になる作家さんをリサーチして、ブースをめぐるのも楽しそうですね。
うつわ以外にもやきものの雑貨として多くのブースで扱われていたのが、植木鉢や一輪挿し。
花屋さんや盆栽屋さんの出店もあり植物と一緒に笠間焼がお持ち帰りできるブースもあります。
焼き物で作られた埴輪のフィギュア。よく見るとそれぞれ違ったポーズや表情で作られていて眺めているだけで楽しい。
壁にかけられた植物のオブジェももちろん陶器で作られています。
造形によって色んな表情が見られるのも焼き物の楽しみですね。
もちろん、笠間の陶炎祭では子供も目で見て楽しめるデザインのうつわもたくさん。
もちろん、笠間の陶炎祭では子供も目で見て楽しめるデザインのうつわもたくさん。
笠間の陶炎祭は、フードも充実!
MAPの中央広場をぐるっと囲むように飲食ブースが立ち並んで、どのテントもお客さんで盛況の様子。
来場者の皆さんは青空のもと、芝生の上でゆっくりランチを楽しんでいました。
茨城、笠間周辺の名産品をふんだんに使用した、ご当地フードの販売エリア。
右手前の笠間のいなり寿司は、陶炎祭に来たら必ず買って食べるという声もあるぐらい親しみのあるものだとか。
ご当地フードのほかにも、普通の縁日やイベントとは一味違う、変わったメニューも多いのが特長。
それぞれのお店が自分たちでデコレーションしているのか、手作り感のあるポップな店構えもみていて楽しいですね。
こちらは茨城の日本酒を試飲、販売しているブース。
会場内には、ビールなどのアルコール販売も。
笠間市には、お気に入りの笠間の焼き物に出会えるギャラリーがたくさん。
陶炎祭の日程以外でも、観光がてら笠間のうつわをもとめて、県内外の沢山の人が笠間に訪れています。
笠間市内を観光周遊するバスが近隣の駅から出ているので、車をお持ちでない方も気軽にギャラリー巡りができます。
ギャラリーのオーナーの目利きとセンスによって集められたうつわを見て回るのも、ありとあらゆるうつわがそろう陶炎祭とはまた違った楽しみがありそうです。
陶炎祭が行われる笠間芸術の森公園はつくばエリアから車で約1時間の距離で、ドライブがてら気軽に足を運べます。
同公園内の笠間工芸の丘では、陶芸体験や笠間焼で食事ができるカフェなど陶炎祭のタイミング以外でも笠間焼を楽しめる施設が充実。
また、秋には陶器・クラフトのフェア「陶と暮らし」、年のはじめには「彩初窯市」などのイベントも開催されています。
陶炎祭開催当日の高速料金所、サービスエリア、道の駅など会場周辺は朝早くから車での来場者で例年かなり混み合います。
また会場にアクセスしやすい駐車場から埋まってしまうため、事前に駐車場スペースの下調べや、時間に余裕をもった移動をおすすめします。
「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマとしているのと同時に、茨城新しい文化の発信基地としての役割も担う公園。イベント広場では笠間陶炎祭が開催される
料金:無料
入園時間: 8時30分~17時
おみちゃん
つくば市在住の主婦です。美味しいもの、素敵なお店探しが好き。