春を満喫!つくばエリアで桜が見られるスポット特集
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2024.03.12
春を満喫!つくばエリアで桜が見られるスポット特集
日本の春の風景に、桜の花は欠かせません。緑あふれる茨城県TX沿線エリアには、桜を眺めながら楽しめる公園や堤防もたくさんあります。今回は、つくば市・つくばみらい市・守谷市の3市の桜の名所として人気のスポットを紹介します。

 

茨城県TX沿線エリアには桜スポットがたくさん

近年、都心からの移住先として人気の茨城県TX沿線エリアは、新しく開発された建物や道路が多く、整備された街並みが多いのが特徴です。市街地周辺には公園や緑地がいくつもあり、花壇や街路樹の緑が四季を身近に感じさせてくれます。

一方で、少し足を延ばすと懐かしい日本の原風景が多く残るエリアもあり、筑波山麓や小貝川周辺など、豊かな自然が広がっています。

そんな茨城県TX沿線エリアには、桜の木が植えられている場所も多く、春になると近隣の公園や堤防に足を運んでお花見を楽しむ人々の姿も。なかでも“桜の名所” と呼ばれるスポットには、満開に咲き誇る姿を目にしようと県内外から多くの人が訪れます。

本記事でもいくつかのスポットを紹介していますが、お出かけの際は事前にウェブサイトなどで設備や利用ルールをチェックしておくと安心です。

【主なチェックポイント】

  • 近くに駐車場はあるか(何台くらいの駐車スペースがあるか)
  • 近くにトイレはあるか(手を洗える水道はあるか)
  • 休憩所やレジャーシートが広げられるエリアはあるか
  • 飲食(酒類)の持ち込みはOKか
  • 子供が遊べる遊具などはあるか
  • ボール遊びはOKか
  • ペットは連れていけるか
  • 周辺に買い出しができるお店(または自販機など)はあるか
  • 開園時間と閉園時間
  • 当日の天気や気温など

※ゴミは持ち帰って捨てるなど、思いやりと周囲への配慮を忘れずに気持ちよくお花見を楽しみましょう。

市管理の公園について

つくば市
公園での行為の制限|つくば市公式ウェブサイト
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/
kensetsubukoen_shisetsuka/gyomuannai/5/1001689.html
公園 | つくばみらい市
公園 | つくばみらい市
https://www.city.tsukubamirai.lg.jp/page/dir000727.html
公園を利用される皆様へ | 守谷市
公園を利用される皆様へ | 守谷市
https://www.city.moriya.ibaraki.jp/shisetsu/sports/1004286/1004302.html

つくば市の桜のスポット

つくば霞ヶ浦りんりんロード

つくば霞ヶ浦りんりんロードは、旧筑波鉄道の廃線敷と霞ヶ浦湖岸の自転車道を結んだ全長約180kmのサイクリングコースです

筑波山麓の自然や霞ヶ浦の水郷風景、歴史的に貴重な建築物など、見どころの多いスポットです。

関東平野ならではの緩やかな平地が特徴。

廃線駅を利用した筑波休憩所(旧筑波鉄道 筑波駅)付近は長い桜並木になっており、お花見をしながら一息つくことができます。

桜に囲まれた道路は、散歩やジョギング、ウォーキングを楽しむのにもぴったり。

筑波山をバックに桜を望む風景は、このエリアならでは。

つくば霞ヶ浦りんりんロードは、『日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルート』として、2019年に「ナショナルサイクルルート」に指定されました。

公式Webサイトでは、周辺の桜スポットや休憩所、トイレの場所、モデルルートなどをMAP付きで紹介しているので、お出かけ前にぜひチェックしてみてください。

ルート内には駐車場が備えられている休憩所や公園も多数あり、自転車だけでなく車の方のお花見候補地としても人気です。

 

大池公園

大池公園は、筑波山から一番近い位置にあり、桜の名所として知られる「北条大池」を有する公園です。

北条大池に沿って植えられた約250本のソメイヨシノ。 “桜のトンネル” と呼ばれる絶景スポットです。

天気が良いと、水面に映る桜と筑波山のコントラストが見られることも。

きれいに整備された園内にはベンチや遊歩道があり、お花見や散歩に最適です。

公園のすぐ横は日本の道百選にも選ばれた「つくば道」旧登山道の入り口になっています。

筑波山周辺を代表する桜スポットとして有名な大池公園は、例年3月下旬~4月上旬の開花時期になると遠方からも花見客が訪れます。

北条大池はつくば霞ヶ浦りんりんロードのモデルルート内ということもあり、公園を拠点につくば道を通って筑波山方面へ向かうサイクリングルートとしても人気があります。
隣接する「平沢官衙遺跡」は、広々とした芝生広場が特徴の国指定史跡で、復元された高床式倉庫を間近でみることができます。

 

高崎自然の森

高崎自然の森は、茎崎エリアの里山を開放して作られた自然豊かな施設です。

敷地内は散策路が整備されていて、のんびり桜を見て周ることができます。

4月に入ってから開花期を迎える八重桜は、ソメイヨシノとはまた違った趣があります。

遊具やベンチ、公衆トイレなども設けられ、小さなお子様連れの方でも楽しむことができます。

約16.5ヘクタール・東京ドーム3.5個分の敷地内は、四季の森・あそびの森・さくらの森・野鳥の森・水辺の森・ほのぼの広場(お花畑・芝生広場)の6つのエリアに分かれています。

さくらの森で見ることができる八重桜群のほか、淡い緑色が珍しい御衣黄桜、花と同時に紅色の若芽が芽吹く山桜、独特の樹形が美しいしだれ桜、辺り一面をピンク色に染める芝桜なども、一見の価値あり!

それぞれ開花期が少しずつ異なるので、時期によって異なる種類の桜を楽しむことができます。

夏にはアジサイやスイレン、秋にはイロハモミジがみられる、四季を通して里山の自然を感じることができる施設で、野鳥観察スポットとしても有名です。

 

科学万博記念公園

科学万博記念公園は、1985年に開催された国際科学技術博覧会(科学万博)の敷地跡に作られた都市公園です。

約5.9ヘクタールの園内に咲き誇る、約300本のソメイヨシノの花。

「ぽっちゃん湖」周辺の桜を見に訪れる、花見客の姿。

園内には、囲うように桜が植えられている「ぽっちゃん湖」のほか、芝生広場、アヤメ園、テニスコートなどの施設があります。公園入口にある高さ約10メートルの「科学の門」は、科学万博開催時に政府出展のテーマ館にあったシンボルタワーを1/4の大きさに縮小して作られたものです。

例年、桜の時期は花見客で賑わいますが、敷地が広いため大混雑になることはあまりありません。駅に隣接しておりアクセスもいいので、足を運ぶ際は公共交通機関の利用もおすすめです。

また、秋になると鮮やかに色づく、黄金色のイチョウ並木も人気。犬の散歩やジョギング、ウォーキングに訪れる市民も多く、四季を通して人の姿が絶えない市民の憩いの場です。

 

つくばみらい市の桜スポット

福岡堰(ふくおかぜき)

福岡堰(ふくおかぜき)は、約1.8km続く桜堤で有名な関東三大堰のひとつです。

約450本のソメイヨシノが植えられた桜堤は、全国でも有数の規模!春になると川沿いに咲き誇る満開の桜は圧巻です。

この時期、水面に花びらが積もる小貝川で “お花見カヌー” を楽しむ方もいるのだそうです。

堤防周辺には遊歩道や公園が設けられ、のんびり散策することができます。

福岡堰の桜は茨城観光100選や茨城百景にも選ばれ、県内有数の絶景スポットとして知られています。桜の開花時期に実施される「福岡堰さくらまつり」では、模擬店や特設ステージなどが設けられ、県外からも多くの人が訪れます。

隣接する「YAWARA 福岡堰さくら公園」には大型遊具や、夏場には水遊びができるじゃぶじゃぶ池などの施設があり、小さな子供も飽きずに楽しむことができます。

 

絹の台桜公園

絹の台桜公園は、つくばみらい市西側の絹の台エリアで1番広い公園です。

「桜公園」の名の通り、広場を囲うようにたくさんのソメイヨシノが咲き誇る園内。

桜の開花シーズンには多くの人が訪れ、賑やかな声があふれています。

関東鉄道常総線「小絹駅」から歩いて行けるアクセスの良さが魅力。桜が望める芝生広場や遊具広場のほか、テニスコートや多目的広場、野外ステージなどの設備が揃っています。

園内でバーベキュー(※)やローラー滑り台が楽しめることでも有名で、四季を通して楽しむことができます。

周辺には高い建物がなく、住宅地や小学校に囲まれた静かな立地。開放感溢れる桜の写真や動画を撮影したい方にもおすすめのスポットです。

※バーベキューは事前許可申請が必要です。また、桜の開花期間は利用中止となることがあります。
詳しい情報はウェブサイトをご確認下さい。

 

きらくやまふれあいの丘

つくばみらい市の桜の名所として知られるきらくやまふれあいの丘は、多数の施設を有する総合福祉施設です。

春になると現れる “桜の回廊” は、1度は体験したい絶景スポット。

例年2週2回に渡って行われる「きらくやま桜まつり」は、飲食模擬店やワークショップ、ビンゴ大会などが開かれる人気のお祭り。

桜まつり期間中は、夜間のライトアップも見どころ。この時期だけの幻想的な夜桜が堪能できます。

施設への進入路を囲うように植えられた桜並木は圧巻の見ごたえ。

広大な敷地内には、大型遊具、BBQ広場、野外ステージ、自然散策の森、テニスコート、ゲートボール場などの屋外施設と、すこやか福祉館と世代ふれあい館が備えられています。BBQ広場やサウナ付き大浴場、トレーニング室などの各施設は市外に住んでいる方も利用することができ、四季を通じて多世代交流の場として親しまれているスポットです。

■第9回きらくやま桜まつり開催情報はこちら

※画像提供:つくばみらい市 社会福祉協議会

守谷市の桜スポット

けやき台公園

けやき台公園は、南守谷エリアの閑静な住宅地にある桜スポットです。

芝生エリアと遊具エリアに分かれている園内。遊歩道に沿ってたくさんの桜が植えられています。

木陰が多く過ごしやすい芝生エリアでは、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむ人の姿も。

商業施設が充実する南守谷エリアにあり、芝生の上でのんびりお花見ができる人気の公園。桜のシーズン以外は近隣住民の方が多く、ファミリーや小学生、学生グループやご高齢の方など、市民の憩いの場になっています。

関東常総鉄道「南守谷駅」から徒歩5分とアクセスしやすく、近くには児童館や野球場もあります。駐車場がないため、遠方から訪れる際は公共交通機関を利用しましょう。

 

さくらの杜公園

さくらの杜公園は、守谷市南部のみずき野団地エリアにある隠れたお花見スポットです。

およそ2ヘクタールの敷地内は、16種約300本の桜の木々に彩られています。

整備された芝生や遊歩道は歩きやすく、小さなお子様連れの方にも人気。

例年3月下旬~4月初旬の桜の季節になると花見客で賑わいます。

メインエリアの芝生はきれいに整備され、シートを敷いてゆったり過ごすことができます。みずき野団地の南端にあり、普段は主に近隣住民の方が訪れるため桜鑑賞には穴場的な場所。

ボール遊びやジョギング、ウォーキングなどレジャーやスポーツを楽しむ方も多く、滑り台やロッキング遊具など小さな子供向けの設備も揃っています。

 

立沢(たつざわ)公園

北守谷エリア最大の敷地面積を誇る立沢(たつざわ)公園は、市内でも有数の桜の名所です。

守谷市でも人気のお花見スポットとして知られる立沢公園の芝生広場。咲きこぼれるソメイヨシノが見事です。

広々とした敷地内で、思い思いに桜を楽しむ地域の方たち。

ショッピングセンターがすぐ隣の好立地ということもあり、買い物ついでに立ち寄る方も多いそう。

守谷市久保ヶ丘のショッピングセンター「Moriya Terrace(守谷テラス)」に隣接する大きな公園。約4.1ヘクタールの敷地内には芝生広場やテニスコート、複合遊具、ジャングルジム、高齢者向け健康遊具などがあり、幅広い世代に人気です。

全長2,470mある「北守谷遊歩道」の拠点にもなっていて、遊歩道を通って別の公園まで歩いていくこともできます。

春のお花見シーズンは特に多くの人が集まりますが、敷地が広いため大混雑することはあまりありません。他にも、夏のお祭りや各種イベントなど、年間通して人が集まるコミュニティスポットになっています。

 

守谷城址公園

歴史的な風景が残る守谷城址公園は、守谷城の跡地を整備して作られた公園です。

園内の守谷沼に沿うように桜の木が植えられています。

ソメイヨシノのほか、早咲きの河津桜を鑑賞できるスポットとしても有名。

桜並木が続く遊歩道。隣接する「北園森林公園」や「守谷野鳥のみち」まで歩いて散策することもできます。

園内にある守谷城跡は、市の指定文化財に登録されています。

城址ならではの「空堀」や「土塁(モニュメント)」などを自由に見て回ることができ、お花見と一緒に歴史探索ができる珍しいスポット。歴史的な原風景のなかでの桜鑑賞は他にはない体験です。

2月下旬~3月頃に一足早く旬を迎える河津桜が人気で、ソメイヨシノとは違った濃いピンク色の景観を楽しむことができます。敷地内は「拠点ゾーン」「水辺ゾーン」「城址ゾーン」に分かれ、遊歩道が整備されているので散策や野鳥観察にもおすすめ。

この記事をかいた人
この記事をかいた人

黒岩 ヨシコ

インテリアと猫に詳しいフリーライター兼Webデザイナー。「ほどよい田舎に住みたい」という理由で千葉県東葛飾エリアから茨城県つくば市へ移住。幅広い興味と探究心を日々文章に注いでいます。

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