子育て・教育
つくばで学ぶ
「教育施設」
300ヶ所以上の研究施設が集まる「科学の街」つくばでは、一般公開している施設も多く、休日に家族で気軽に見学することができます。出張授業や課外学習など近隣の学校と連携した学びを提供しているほか、天体観測や実験など遊びながら科学を学べるイベントも盛ん。日常のなかで身近に最先端の研究に触れ、知的好奇心を大きく伸ばせる環境が魅力です。
本物の宇宙開発に触れる!
日本の宇宙開発を担うJAXA筑波宇宙センター。「ロケット広場」に展示されているのは本物のH-IIロケット!一緒に並んで写真を撮れば、素敵な思い出になるはず。展示館「スペースドーム」では人工衛星などの試験モデルや、実物大の宇宙機模型を間近で見ることができます。音声ガイドや質問コーナーが用意されているので、親子で「これはなんだろう?」と会話しながら見学するのがおすすめです。宇宙食もお土産に購入できます。
※現在、入場には事前予約が必要です。

- 100万分の1スケールの地球「ドリームポート」
- スペースドームに入るとまず目に飛び込んでくるのは、真っ青な地球。撮影スポットとして人気です。

- 歴代ロケット
- ロケット広場のH-IIロケットと見比べると、その大きさや進化が実感できそう。

- 「きぼう」実物大モデル
- 国際宇宙ステーション(ISS)で活躍する日本実験棟。条件が揃えば、見上げた夜空に本物が見られるかも?

- 小惑星探査機「はやぶさ2」
- 小惑星イトカワのサンプルを持ち帰ったことで話題を集めた「はやぶさ2」の実物大模型も。
科学技術と世界最大級の
プラネタリウム
直径25mを超える大迫力のプラネタリウムがシンボルの科学館「つくばエキスポセンター」。科学のふしぎを体験できる常設展示のほか、科学教室やサイエンスショーなど親子で参加できる毎月のイベントも魅力。夏休みの自由研究に困ったときは「楽しい科学体験・相談コーナー」でアドバイスがもらえることも。併設されたカフェでは宇宙食ソフトクリームなどユニークなメニューが味わえます。

- 新しく生まれ変わったプラネタリウム
- 2020年にリニューアル。大迫力の映像と美しい星空の世界が楽しめます。こども向け番組やオリジナルの番組などプログラムも豊富です。

- 体を使って科学を体験
- 「おもしろサイエンスゾーン」には、遊びながら科学の仕組みに触れられる楽しい展示がいっぱい。スタッフが質問にも答えてくれます。

- 最先端の研究を身近に
- 憧れのNASAの宇宙服は、じっくり見るといろいろな発見ができそう。宇宙から深海まで、子どもにも分かりやすく展示されています。

- 大きなロケットが目印
- つくば駅から徒歩5分のつくばエキスポセンター。駅から歩いて向かうと、高さ50mの「H-IIロケット」が見えてきてワクワクが高まります。
小さな好きから大きな夢中へ
恐竜好きにはたまらない、見どころ満載の展示が楽しめる茨城県自然博物館。本館では隕石や化石、剥製などの模型を見ながら、宇宙、地球、生態系、生命、地球環境について学ぶことができます。本館の外には豊かな自然に囲まれた野外施設が広がり、芝生でのびのびと遊ぶことはもちろん、森や池などで様々な植物や野鳥を観察できます。
年間パスポートを利用してのリピーターも多く、子どもも大人も充実した時間を過ごせます。
※現在、土日祝日及び特定日の入館には事前予約が必要です。

- 世界最大級のマンモスがお出迎え
- 茨城県自然博物館のシンボルマークである「松花江マンモス」。足元から見上げると、そのダイナミックな力強さに圧倒されます。

- 憧れの恐竜に会える!
- 迫力満点の、動くティラノサウルス。最新の研究にもとづいて羽毛を生やすなど、見た目にもリアルを追求しています。

- 東京ドーム約3.5個分の野外施設
- 13のエリアに分かれており、変化に富んだ地形と遊具で、自然の不思議や動物の生活を楽しく体験できます。

- 河川の流れをイメージした大きな水槽
- 上流から海へと流れる川をぎゅっと凝縮。時期によって展示される魚も入れ替わり、河川の生態が忠実に反映されています。
植物の多様性を
知る・守る・伝える
筑波実験植物園は、植物の多様性の研究を推進するために国立科学博物館が設置した植物園。東京ドーム約3個分もの広い敷地で、絶滅危惧植物を含む約3000種類の植物を見ることができます。さまざまなきのこを集めた「きのこ展」や美しい花が楽しめる「つくば蘭展」などの企画展も人気です。
開花したり、実をつけたり、来園するたびに新しい発見に出会える植物たち。園内で配布され、Webサイトでも紹介されている、スタッフ作成の“みごろの植物”も要チェックです。

- 大きな4つの温室
- 多種多様なサボテンをはじめとした、サバンナや熱帯地域でくらす植物が植栽されています。

- 珍しい植物を間近で観察
- 雨が少ない土地に適応するための進化など、植生環境に合わせた植物の知恵が垣間見えるのも楽しみのひとつ。

- 広大な敷地
- 林や草原、水生植物など23のエリアに分かれた園内は、歩くだけでさまざまな場所を旅しているかのよう。

- バナナの実が見られることも!
- 「食べたことはあるけれど、どうやって実るか知らなかった」植物との出会いも楽しみのひとつ。