つくばに住むなら一度は足を運んでみて!筑波山ハイキング

宮脇駅ケーブルカー乗り場
「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山。
男体山(標高871m)と女体山(標高877m)の2つの峰を有することから、「筑波山神社」には夫婦和合や縁結びなどのご利益があるとされています。
日本百名山の中でも、標高が低く、比較的気軽に登山が楽しめるハイキングスポットとして有名です。
登山口は筑波山神社を抜けた先、ケーブルカー乗り場へ至る階段の脇からひっそりと始まっています。
完全に整備されて緩やかな上り坂というよりは、木々や岩の間を縫って作られたワイルドな山道になっているので、ハイキングの際は動きやすい服装や靴など最低限の装備を用意して挑みましょう。
ご年配の方や運動不足で山道に不安がある方は、山頂まで結ぶケーブルカーの利用がおすすめ。登りは登山道を利用して自然を満喫し、帰りはサクッとケーブルカーを利用するという方も多いとのこと。

まずは安全祈願に筑波神社へお参り。神社までの参道も1段1段高さのある急な階段がつづきます。

登山道は、筑波山神社を抜けて、ケーブルカー乗り場へ行く途中の脇道からスタート。
始発/終発
平日:9:20/17:00
土日祝:9:00/17:20
毎時00分、20分、40分の20分間隔での運行
〒300-4352 茨城県つくば市筑波
http://www.mt-tsukuba.com/
木漏れ日のもと鉄道の廃線敷を走る、つくば霞ヶ浦りんりんロード

廃線駅を利用した休憩所 トイレ・自動販売機はもちろん、自転車の空気入れも。
つくば霞ヶ浦りんりんロードは、土浦駅を起点に筑波山方面と霞ヶ浦を周回する2コースをあわせた全長約180kmのサイクリングコース。
土浦駅から筑波山方面へ向かうコースは、旧筑波鉄道の廃線敷を利用しているため、車の往来がなく初心者にも走りやすいコースとなっています。
コース脇は桜並木になっており、木漏れ日のもと筑波山麓ののどかな田園風景を楽しみながらサイクリングができます。
坂好きのサイクリストの方は、ヒルクライムコースもおすすめ。
つくば市平沢にある平沢官衙遺跡近くの駐車場をスタートし、平均勾配7%という不動峠や風返し峠を抜け、筑波山頂までのロープウェイの駅があるつつじヶ丘駐車場がゴールとなるコースです。途中には10%を超える急勾配のコースがあり、坂のコースにチャレンジしたい方にオススメです。
土浦駅を起点に筑波山方面と霞ヶ浦を周回する2コースをあわせた全長約180kmのサイクリングコース。
気軽に豊かな自然を楽しめるアウトドアスポット、豊里ゆかりの森

ゆかりの森中央に立ち並ぶスペースキャビン。万博の宿泊施設不足を解消するために会場近くに100軒以上作られた歴史ある宿泊施設。今でも中で宿泊でできるのはゆかりの森だけなのだそう。
豊里ゆかりの森は、TX研究学園駅から車で10分、コストコからはなんと5分という好立地にも関わらず、気軽にアウトドアが楽しめる緑ゆたかな自然公園。
そのままの自然や地形の中に溶け込むようにして、キャンプサイト、バーベキュー場、アスレチックやスペースキャビンなど様々な施設が設置されています。
この公園の一番の魅力はなんと言っても敷地面積12haのアカマツとクヌギの平地林に息づく多様な生態系。クヌギの樹液に群がるクワガタやカブトムシなど都会では見かけることがなくなった昆虫も観察・採集が可能です。
管理人さんいわく、家族連れなら、コストコで材料を買い込んでBBQやアスレチックで遊んだ後テントで1泊、明け方早くに起きてクワガタやカブトムシを探しに行くプランがおすすめとのこと。

ゆかりの森案内図。森の中には小川や沼、昆虫館やアスレチックなど、遊べる設備がたくさん。

大人数でも利用できる大型のバーベキュー場

アスレチック。管理人さんいわく整備を続けていって少しずつ増やしていきたいとのこと。

森の中は自由に昆虫採集が可能。おすすめはひとが少ない平日だそう。運が良ければ、森に10年弱住むオオワシの鳴き声がきこえるかも?

昆虫館外観。蝶・カブトムシ・クワガタの標本や図鑑などがぎゅっと詰まった虫好きにはたまらない施設。

館内にはたくさんの昆虫標本が飾られています

天井には大きなカブトムシの模型が設置されています。真下から見ると迫力にびっくり。

壁一面に昆虫標本が並べられていて、傍らには解説も。

虫好きで知られる手塚治虫氏も昆虫館に訪れたことがあるのだそう。
多様な生態系が残る緑ゆたかな自然公園。園内でバーベキュー場やテントサイトなど気軽にアウトドアが楽しめる。
OPEN:開館時間 9:00~17:00
休館日:月曜日
TEL.029-847-5061
料金・予約についてはWEBサイトをご確認ください。
〒300-2633 茨城県つくば市遠東676
http://www.tsukubaykr.jp/
筑波山の地形を生かした遊歩道が魅力のつくばふれあいの里

水郷筑波国定公園区域内のため豊かな自然や豊富な沢水によって恵まれた動植物が多く、筑波山の傾斜と自然を活かした絶景が望めるコテージ、バーベキュー場、キャンプ場など多様な施設が特長。
起伏に富んだ雑木林に設けられた全長約2.5kmの遊歩道から湧水地を巡ったり、ローラースライダーなど自然の中でからだを動かして遊び尽くすのはもちろん、そば打ちや染色といった体験で地域の人たちとの交流も楽しむこともできます。
自然を目一杯楽しんだら、ふれあいの里から車で5分の筑波山温泉つくばの湯に立ち寄って一日の疲れをゆっくり癒やすのがおすすめ。

施設ではバーベキュー、染色、そば打ちなど様々な体験ができます

宿泊できるコテージは4人・6人・8人・10人用の4タイプが2棟づつ。林の中に溶け込むように立てられています。

11卓ある大きなバーベキュー場では最大44名が利用可能

奥に見えるローラースライダーは約100メートルの長さ

上から見るとかなり長さがあるのがわかります
OPEN:8:30~17:00
休館日:火曜日(夏休み期間は営業)
TEL.029-866-1519
料金・予約についてはWEBサイトをご確認ください。
〒300-4211 茨城県つくば市臼井2086-8
http://www.tsukubafri.jp/
フランスの片田舎を模したフォンテーヌの森

フォンテーヌの森は、つくば市吉瀬の雑木林の広がる森を活かしたアウトドアフィールド。
120席からなるBBQ場をはじめ、オートキャンプ、テントキャンプ、ログキャビンなど多様なスタイルに対応し、初心者でも気軽にアウトドアを楽しめる施設で、週末は県内外問わずファミリーや大学生など比較的若い年齢層のお客さんで賑わっています。
名前の由来は、カミーユコローの絵画『モントフォンテーヌの思い出』。フランスの片田舎の風景や、池のほとりの雑木林でくつろぐ(たわむれる)親子の様子がこのキャンプ場のロケーションのイメージが重なって見えたことがきっかけなのだそう。
水場やトイレのきれいさはもちろん、ぬかるんだサイトは土を補充して整えたりと、エリアの隅々まで管理が行き届いていて気持ちよく滞在できます。

湿地が隣接した広大な芝生エリアも
つくば市吉瀬の雑木林の広がる森を活かしたアウトドアフィールド。
OPEN:開館時間 9:00~17:00
休館日:月曜日
TEL.029-847-5061
料金・予約についてはWEBサイトをご確認ください。
茨城県つくば市吉瀬1247-1
https://www.fontaine-no-mori.com/

おみちゃん
つくば市在住の主婦。美味しいもの、素敵なお店探しが好き。